ボディケア

応急処置法

「あ〜、暑い!喉かわいた!」ごくごくごく・・・!

思い切り動いて冷たい飲み物、美味しいですね。

でも、飲みすぎて「お腹チャポチャポ!」になっていませんか?

水分補給の正しいタイミング、成分、温度など・・・

知っていればあなたのプレーにも良い影響があるはずです!



乾く前に飲む!が基本です


テニスはスポーツ、身体を動かしますから当然普段より水分蒸発量が多くなります。
暑くなれば体温を下げようとして、汗をかくことになります。

「汗をかきたくないから・・・。」と水分を控える方がいますが、これは大変危険です。
汗をかくことで体温を下げていますので、水分が足りなければ熱がこもり熱中症になります。
水分はこまめに取り、汗はタオルで拭きましょう。

実は「喉が渇いた!」と感じた時には、身体はすでに脱水状態なのです。
その後で水分を補給しても、すぐに脱水状態を改善する量は吸収されません。
だから「飲んでも飲んでも、物足りない。」感じがするのです。

自宅を出る前、コートに着いたらプレー前に水分補給!コレが上手なやり方です。
250ml〜500mlを飲んでおきましょう。
プレー中は、なるべくこまめにひとくち〜200ml程度ずつ飲みます。
喉が渇いていなくてもひとくち飲んでおく、これが大切です。

人間が一度に吸収できる水分は限られており、その量は200ml程度と言われています。
つまり喉が渇いてからがぶ飲みしても無意味であるということです。



何を飲んだらいいの?


短時間(1時間程度)のプレーなら、水や麦茶で大丈夫です。
必要な糖分(エネルギー)や塩分は日常の食事でまかなえます。

「暑くても冷たい物は身体に悪い。」と熱いお茶を飲む方もいらっしゃいますが
気温が高い時期には少し冷たい物の方が吸収も良く、体温を下げてくれます。

それ以上の長時間になる場合には糖分、塩分を含んだスポーツドリンクが適しています。

2時間程度のプレーでは「栄養補給」としての糖分は不要ですが
多少甘みがある方が飲みやすいものです。
逆に8%より甘みが強いものは吸収を妨げるので甘いジュースは適当ではありません。

塩分は汗と共に排出されますので0.1%〜0.2%含まれていることが必要です。
スポーツドリンクを薄めに作り冷やして持参するのがもっとも手軽ですが
水に砂糖+塩を適量入れて代用することも可能です。

以上が通常の補給方法ですが、足などが痙攣した時の水分補給は少し違います。
筋痙攣は熱中症の初期症状でもあります。
筋痙攣ではナトリウムイオン等の電解物質が不足していますので
ミネラル分を十分に含んだスポーツドリンクでなければなりません。
筋痙攣回復のためには塩分0.9%程度の補給が必要となります。



ビール、美味しいけど…?



ビールなどのアルコール(エタノール)には利尿を促す作用があります。
結果的にビールを飲んだ量よりも排泄される水分の方が多くなります。
いくら飲んでも水分補給にはなりません。(それどころか脱水症状を招きます。)
ビールはプレー後のお楽しみに取っておきましょう。

プレー後のビールを楽しみに、一切水分補給をしない人がいますがこれは大変危険です。
ただでさえ脱水症状のところにアルコールが入れば一挙に症状が悪化する可能性もあります。
(脳血栓、動脈硬化など命に関わる事故につながります。)

水分は20〜30分もすれば吸収されてしまうのでプレー中はしっかり水分補給しましょう。
着替えてさっぱりする頃には、ビールも美味しく飲むことができます。


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